神世界被害に関するアンケート(第1回)の結果から

 神世界の「ここは宗教ではない。会社です」発言に関するアンケート調査にご協力いただきありがとうございます。
 回答数が50件を超えましたので中間集計結果を公開させていただきます。

「宗教ではなく会社です」アンケート本体  (このアンケート結果が下記です)
アンケート結果集計 (回答結果の数値をExcelの表にしました)
アンケートに寄せられた意見 (「その他の意見」に記載された文章です)


 回答は今後も増加していくものと思われますが、取り敢えず現時点での結果をお知らせし、増加分がある程度まとまった時点で随時結果を更新していきます。
 集計結果は上記をご覧いただきたいと思いますが、アンケート結果を見て私が感じたのは下記の点です。

1、92.0%
 「ここは宗教ではない。会社です」という発言は92.0%の方が聞いています。8%の方は聞いていないことになりますが、この聞いていない方の多くは千手観音教会の時代や古くから玉川の神世界に通っていた方などが多かったようです。当時はあまり宗教色を隠さずに山梨の一角で細々と営業していたようです。

2、時期による違い
 当然ですが「サロンが神世界と関係があると最初から知らされていたか?」という質問に対しても上記1と同じ傾向が見られ、千手観音教会の時代や玉川の神世界に通っていた方はそこが神世界であることを分かっていて通っていた訳ですから、「知らされた」と回答された方が大半でした。ただし、そうした方でも途中から他の系列サロンに替わった方は他系列サロンとして回答しているので「千手観音教会神世界」に通っていたと回答したのは1名のみになっています。

3、意図的宗教色隠し
 「通っていたサロンが『実は宗教だ』と早い時期に知らされていたら?」という設問に対して84%の方が「すぐに止めた」と回答している点が神世界事件の構図を象徴的に表しているように感じました。
 神世界は元々は宗教法人として登記する予定だったのですが、当時はオウム真理教事件が起きたすぐ後だったため、世間の宗教、特に新興宗教に対する見方が非常に厳しくなっており、顧問税理士のアドバイスを受け、S藤Tは登記直前になって宗教法人としての登記を止めて有限会社にしたという事実は神世界側も認めています。
 宗教法人にすれば客集めが難しくなると判断し、宗教色を隠すために有限会社にした訳ですから当然のこととして運営上も宗教色を隠す措置が行われ、「ここは宗教ではない。会社です」が横行することになりました。
 「参拝の栞」の末尾ページをコッソリ切り取り神世界が宗教団体であることを隠蔽したのも全く同じ理由によるものです。
 「ヒーリングサロン」や「デトックス」など癒し系を思わせるネーミングを施し宗教色を隠して客集めをしておきながら、内部で行われていたのは宗教を模した悪行でした。

4、悪行
上記文章の後段で述べた「宗教を模した悪行」という表現について説明します。
 「神世界は宗教だったのか?」と問われれば、「神世界は宗教でもない。表向きは会社を装い、内部ではカルト的手法で客を不安に陥れ、高額の金銭被害や肉体的・精神的・社会的被害を女性達に与えてきた団体だ」というのが適切な表現だと私は思います。
 神世界が、「ここは宗教ではない。宗教的手法を用いて女性を騙すところです」と言ってきたのであれば宗教を否定したこともあながちウソではないことになりますが、宗教色だけを否定し普通の会社を装ってきた点に大きなウソがあります。宗教的手法を用いて霊感商法を働く団体と真の宗教とは”似て非なる者”です。

5、カモ探し
 第3回口頭弁論において、「ここは宗教ではない。会社です」の発言を否定するような被告側代理人の発言があったので真実を明らかにする意味で今回のアンケートを実施しました。
 神世界は大多数の客に虚言を呈し、「ここは宗教ではない。会社です」と告げていたのはアンケート結果からも明らかです。では神世界が自らを宗教団体だと認めれば問題が解決するのかと言えば全くそうではありません。
 神世界犯罪の根本は、「宗教的手法を使って客の不安を煽り、客を錯誤させて多額の金を巻き上げる等の行為を行った」点にあります。宗教的側面を隠したのはできるだけ多くの客をサロンに誘い込むためであり、統一教会が宗教色を隠して「カモ」に近づきビデオセンターなどへ連れて行くのと同様の行為です。
 「宗教ではない」という説明があったとしたならば、「今までの宗教とは全く異なる次元のものだ」と説明したことが考えられると述べた被告側代理人がいました。
 「神世界は既存の宗教とは次元の違う新しいものなので『宗教ではない』と宗教を否定する発言をしたことは肯定されて然るべきだ」と言いたいようですがそれは詭弁というものです。
 「神世界新聞」に掲載された「宗教活動がなぜ?」と題する記事には神世界は宗教行為を行ってきたと明記されており、宗教行為は保護されて然るべきとする主張を繰り返しています。
 片方では、「これまでの宗教とは次元の違う宗教」と言いながら、もう片方では、「既存宗教と同じ保護を求める」行為は二律背反しています。この矛盾にすら気づいていない彼らの言動には怒りを通り越して呆れてしまいます。

 「宗教活動がなぜ?」を書いている弁護士は文中で盛んに「宗教的確信」という言葉を用いていますが、あるときは「宗教ではない」と吹聴し、それが都合が悪くなると手のひらを返したように「宗教行為のどこが悪い」と開き直る神世界関係者に宗教的確信など微塵もないことは明らかです。
 「神様スピード」等と称して運営方針をめまぐるしく改変し批判をかわしてきたのは神世界が如何に宗教的確信に欠ける団体であったを裏付けています。本物の宗教であれば最初から最善の道が見えており、コロコロ言うことが変わったりするものではありません。

6、巧妙な手口
 第3回口頭弁論で被告側代理人が述べていた、「会社だと言われたすぐ後に観音図などを見せられているのだから原告等も宗教であることは分かっていた筈で・・・」という発言は神世界内部でどのように巧妙な心理操作が行われていたのかを全く知らない者の発言と言わざるを得ません。  アンケートの意見欄に書かれた下記の内容にサロンで行われていた客への心理操作が端的に示されています。

 殆どの方がそうであるように、最初は小奇麗な「ヒーリング」・「リラクゼーション」サロンを運営する会社であるとして紹介されました。
 客として通い始め、打ちとけたところで「神様」の話をされましたが、その時も「神といっても宗教ではない、会社です、(癒しサロンばかりを紹介した本や雑誌に掲載されていた、Tばな(A原)の顔写真を見せて)彼女が社長です。」という説明を受けました。
 後にだんだん「これってやっぱり怪しい宗教じゃないの?」という疑問を持てば持つほど、「そうではない」と、とうとうと説得され、”今やめると命が危ない”等と恐怖心を煽られ、スタッフになり休みもなく働くよう巻き込まれていきました。


 サロンという特種な環境の中で周囲の者からこぞって「宗教ではない」という説明を繰り返されれば、一人の女性の「宗教ではないか?」という疑問は簡単にねじ曲げられ、その女性に真実と違う思いを抱かせることなどたやすいことです。それをやってきたのが神世界です。
 傍聴の為ですら今まで裁判所に足を踏み入れたこともない人達が、意を決して自分が原告となり被告を訴えるに至った背景にはどれだけの被害を原告が受けてきたのかを被告代理人は知る努力をすべきです。  サロン内部の実態を知らずして被告側代理人として法廷に立つことは、真実を求めることを本義とする弁護士の職業倫理に反する行為であり、被告代理人は被告が原告にどのような言動を繰り返してきたのか正確に把握すべきです。


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