Dec 06, 2004
超大昔の実験的作品。
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日記のネタを求めて部屋を物色(^^;していたら、この作品に目がとまりました。
この絵は超大昔に描いたもので、実験的な意味合いの強い作品です。
パステルという画材は、ぼかしが美しく出来る点が長所ですが、ぼかしすぎると全体がピンぼけしたような感じになってしまいます。そのような表現を狙っているなら良いのですが、絵にメリハリをつけたい場合が結構あります。
そこで、ぼかしの表現はパステルで行い、メリハリをつけたい部分はそれが得意な画材を使って描いたらどうかとひらめき、実験してみました。
色々考えた結果、メリハリをつけたい所は、粘り気のある液体状の絵の具をパレットナイフにすくって、紙の上に垂らして線を描くように表現してみました(上3点の画像のうち、左下の画像の バラのうずまきがそれです)。
またパステル画は、絵肌(下記参照)の表現に乏しいといえます。そこで絵肌的に面白表現できないか考えました。
さて、パステルは色の粉を紙などに付着させる画材なので、パステル単体で絵肌創りをするには限界があります(油絵の具のようにもっこり(^^;させたり、色々できない)。 しかし、大きな凹凸のある紙に描いた場合と、小さな凹凸の紙に描いた場合とでは印象が違い、その点が絵肌的に面白さを生む要因ではないかと考え、違う種類の紙を組み合わせて描いてみました。
具体的には、右下の画像のようにベースとなる紙に違う凹凸の紙を貼って、その上からパステル等で描いていきました。
いかがでしょう? 私としては、発想、試みは面白いと思うし、この絵気に入っているし、MASAHIDEやるなぁ!と我ながら思います――自画自賛とは、私のためにある言葉ですね(^^;
*絵肌とは、絵の表面の事を指します。例えばダビンチのモナリザはツルツルの絵肌で、ゴッホのひまわりは筆のタッチが生きた、絵の具が盛り上がっているボコボコした絵肌ですよね。絵肌はマチエールとも言います。
*ちなみに、このように違う種類の絵の具を複数使って描く技法をミクスドメディアと言います。mixed=混ぜた media=媒体という意味です。
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